妄想エクスポウジア

世界の未来を妄想する

NEX9の「単純では無いアダプタ」を妄想する

 これまた面白い妄想ネタが舞い込んできましたw
なんとNEXのハイエンド機と噂されるNEX-9はフルサイズセンサー搭載で「単純なアダプタを通さないで」(原文:not be through the use of a simple adapter)AマウントとEマウントの両方に対応するという!

  さてそれでは妄想を膨らましたいと思いますが、まず「単純なマウントアダプタ」が何をしているか?それはフランジバックの調整とマウントの変換です。マウ ント変換は違うマウントのレンズとボディの中継をします。フランジバックとはレンズと撮像要素(撮像素子、イメージセンサ、フィルム)の距離のことで、こ の差を埋めることで違うマウントのレンズを使用することができるようになります。そのため、フランジバックの長いレンズを短いマウントで使うことはできま すが、その逆はできません。

 では、マウントアダプタを使用する以外でフランジバックを動的に調整するにはどんな方法があるでしょうか?レンズとボディは問題無く接続できるものとして、

1.レンズもしくはボディを動かす
2.(ボディ内で)撮像要素を動かす
3.光そのものを動かす

 1.は前後に可動する機構があれば実現可能ですね、蛇腹などはクラシカルで良い味が出そうですがソニーさんが採用するとは思えませんw
  2.は懐かしのCONTAX AXのフォーカス機能と同じような機構です。副産物としてはレンズがMFの物であってもAFできる!個人的には非常に嬉しい機種になりそうですが、 CONTAX AXの移動量は10mm、方やAマウントとEマウントの差は約27mm。AXでさえ巨大なボディに苦しめられたというのに小型軽量を信条としてきたNEX シリーズで採用するとは思えません、非常に残念!!T_T
 最後の3.これは補正レンズを間に入れることで無理矢理フランジバックを長くしたり短 くしたりする方法です。ペンタックスAFアダプタという補正レンズがMFレンズを無理矢理AF対応させていたことを考えればマウントアダプタの代わりとし て使用することは可能でしょう。問題はこの機構そのものがそれ程小さくできないのでないか?ということで、AとEのフランジバックの差の27mmより小さ くできなければマウントアダプタを利用する方が画質面でも良いということに成りかねません...逆にαシリーズがEマウント対応!元々ボディがでかいしな んとかスペースをやりくりして収めることもできそうですが...

 というわけでどの方法も現在のNEXのシステムからはかけ離れた物にな りそうですね、普通のマウントアダプタ使いますという気持ちになってしまいますね...もう一つの可能性としては、「単純なアダプタを通さないで」=「単 純では無いマウントアダプタを通して」とまことしやかに囁かれていたりもしますw マウントアダプタの機能に何かを付加したもの、ということになるので しょうが、Aマウントレンズ用ということを考えると、手ぶれ補正機能をマウントアダプタに追加したものや、他社から発売されたスピードブースターのような 物なら魅力は大きいですね!

(2013/03/14 追記)

ちょっと反省、NEX-9はNEX系のデザインで出るだろ!とか思っちゃってましたがそうとも言い切れないなぁと思い直しました...固定概念超怖い (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

と いうわけでαより小さく、NEXより大きく、フランジバックはAマウントくらい取って置いて、TLMの場所に何かの機構を盛り込んでEマウントに対応する と妄想しました!これならもしかしたらスピードブースターみたいな仕組みも突っ込んでAPS-C専用のEマウントレンズがフルサイズで使えるようになるか も!だといいな!

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