妄想エクスポウジア

世界の未来を妄想する

未来の像面位相差センサーを妄想する

 オリンパスさんから像面位相差センサの新しいパテントが出てきました。通常のセンサー部分で位相差センサの補助をしようというものとのことですが...

  像面位相差センサー関連の技術はミラーレスカメラのAF性能向上に欠かせない技術ということで、今一番ホットかつ各社力を入れている技術かと思います。こ れで画質の劣化を無くせればそれこそ通常の一眼レフカメラを駆逐しかねない悪魔の技術wと言えるでしょう。そのためには位相差センサー部分の欠損をどう補 うかというお話になってくるわけですが、通常の考え方だと、位相差センサーの周囲のセンサーから欠損部分を推定して補う、とやるんでしょうが、このパテン トはオリンパスさん以外の方が持ってらっしゃるのでしょう(すみません調べてませんm(_ _)m)。で、今回のオリンパスさんの話は位相差センサーの数を減らすために周囲の撮像センサを利用しよう、という逆転の発想というわけですね。前者のア プローチよりは画質は良いがAF性能は劣る、という結果になりそうな気がします。
 さて、では今後の像面位相差センサーを利用した新しい試みみた いなものを妄想したいと思います。普通にありそうなのは位相差と撮像両方の機能を持ったセンサーが開発されるだろう、ということ。これなら全面位相差なん でのも不可能ではないでしょう、ただ高価になりそうだし、高感度性能やダイナミックレンジなどの性能は下がりそうですね。あとは何とかして画質劣化、画像 の欠損を補おうという話。ぱっと思い浮かんだのはセンサシフト式の手ぶれ補正の様にセンサを動かして位相差センサ部分のデータを取得しようとする方法。手 ぶれ補正と両立しないような気もしなくもないですが、AF時にセンサを動かして周囲を見る+副次的ですが、位相差センサの数も見かけ上増えることになるの でAF性能の向上にも繋がるのでは無いでしょうか?
 妄想というレベルまでには膨らみませんでしたがT_Tもっと考えてみよっと。

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