妄想エクスポウジア

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★ソニーさん A/Eハイブリッドマウント機の噂

 あともう一点、割と不可解なのは、なぜこんな(ハイブリッドマウント機)なんて作るのか?どの辺がターゲットなのか?という点です。このウワサが出始めた頃は、A、Eマウントの棲み分け、ソニーさん的なスタンスの違いが明確ではなかったので深く考えなかったのですが、ソニーさんの中の人の話でAは最新技術を突っ込むプロ用、Eは小型軽量(の割に)高画質なセミプロ以下用、といったセグメントが明らかになってますので、A/Eハイブリッドマウントを作る意味は(E→Aへのステップアップをする素人は相当な物好きで数が少ない&ハイアマチュアクラスならば十分満足できる機能、画質をEマウントで提供するという宣言でもあるでしょうから)無いといっても過言ではないでしょう。

 となればやはり、A/E Hマウントはソニーさんの中でも特別な存在にならざるを得ないということになります、従来のラインからは相当外れた存在ということです。割と、普通に、ありきたりに考えるとムービー用のカメラというのがその答えの様な気持ちは拭えません、NEX-VGシリーズの系譜ということになるのでしょう、ただ↑では「αの開発リソース」という表現が取られていました。VGもハイエンドはαに吸収されるということでしょうか。。。?

 ↑でも書きましたが、光軸方向センサシフト機=ハイブリッドマウントだと思っている(ミラーがあった部分までセンサが動くならフランジバック差は埋まるので、あとはマウント部分をなんとかできればOK)ので、そうなるとMFレンズでもAFが使用可能になります。まあオールドレンズファンなんてのは(私も含めて)商売の足しにならないので、スチル用のMFレンズのためにそんな物をつくるとは到底思えません、作って貰えればメーカーの意図など関係なく嬉しいですが。これもやはり超高級MFシネレンズの使用を念頭に置いていると考えるのが自然でしょうね。。。と思ったのですが、シネレンズのフランジバックってAマウントより長い物がほとんどですね。。。ワザワザEマウントに対応する必要ないじゃん。。。

 さっきちょっと思いついたのは、A/E Hマウント機とは直接関係があるか不明だけれど、当然ソニーさんも考えているだろうポストフルサイズの大型センサに関して、キヤノンさんは中判カメラを用意しつつあるというウワサも聞こえてくるのだけどソニーさんに関しては(センサはもちろん作るだろうがカメラをつくるかどうかについては)何も聞こえてこない。もしかしたらこの辺が関係あるのかも。。。? Aマウントユーザーには商売的にも中判へ行って欲しいと思うだろうから、そのステップアップがやりやすい仕組みを考えているのか。。。マウントを新造したとしてもやはり初期はどうしてもレンズ不足になるだろうからそれこそ各社645やらハッセルさんやらのレンズが使えてAFも使えるカメラを作ってアナログ中判ユーザーも取り込もうというハラなのか。。。それならそこそこのユーザー数(シネレンズなんで個人で持つ物じゃないし)も見込め、ほどほどの価格(百万円以下程度、まあデジタルバックに100万以上突っ込む人もいるので恐ろしいけれど)で提供することができるだろうな。

 というわけで、ソニーさんのA/E ハイブリッドマウントカメラは、ARRIマウントのフランジバック(52mm)以下、Aマウント以上のフランジバックと新造の中判レンズ用マウントにA/Eマウント完全互換のマウントアダプタもしくはそれ相当の機構と光軸方向にもセンサシフト可能な中判カメラとして、うーん、50万円以下(希望的観測含む、普通に考えると60-70万くらいじゃ?)で登場するという妄想でした!

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